コニカミノルタ、クラウド連携の複合機 10月発売

2017/3/24 0:04
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【ベルリン=関口和一】コニカミノルタは23日、クラウドを使いオフィスの作業環境を改善する新型複合機「ワークプレースハブ」を10月から世界で発売すると発表した。監視カメラやウエアラブル端末とも連動し、文書管理だけでなく、従業員の行動管理などもできるようにする。このため米マイクロソフトなどと提携し、事務機器メーカーからIT(情報技術)サービス企業への脱皮を図る考えだ。

「ワークプレースハブ」は従来の複合機にサーバーの機能を搭載し、文書の管理や共有以外に施設や情報機器の管理などもできるようにする。畳半畳程度のスペースに設置できるため、専門の情報システム部門を持てない中小企業などにも導入できるのが特徴だ。

クラウド環境はマイクロソフトや米ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)などと共同で構築し、セキュリティー対策では英専門技術会社のソフォスなどと組む。

コニカミノルタはITサービス事業を強化するため、6年間に約2000億円を投じ、約60社のIT企業を買収してきた。ドイツの監視カメラ大手、モボティックスもその一つで、新型複合機と連動することで従業員の作業工程も一元管理できるようにする。

ベルリンで会見した山名昌衛社長は「事務機をクラウドと結ぶことで人工知能(AI)やビッグデータなども利用できるようになる。ITサービス事業は現在1割程度だが、将来的には7割に高めたい」と語った。

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