西部ガス、追加値下げ 電気の契約者向け 九電に対抗

2017/3/21 22:31
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西部ガスは21日、4月から自社提供の電気の契約者を対象にガス料金を追加で値下げすると発表した。4月のガス小売り全面自由化に伴い年1.5%引き下げる新料金プランを発表していたが、「でんき割」を新設し電気の契約者はさらに3%安くする。新料金プランへの移行が遅れている上、九州電力も割安な料金を打ち出したため、追加値下げで離脱を防ぐ。

対象は4月から導入する新料金「ヒナタメリット契約」の加入者。電気の契約者は月平均23立方メートルの使用で、自由化前の現在のガスプランに比べて年4.4%安くなる。

30アンペアで年3000キロワット時で九電の電気とガスのセット割と比較すれば、まだ九電の方が2.8%安いというが、ガス機器の故障に伴う出張料を無料にするなどのサービスで対抗し「トータルで比較してもらえる」(西部ガス)と強調する。

西部ガスの新料金プランへの移行者は約1350件(3月16日時点)にとどまる一方、九電のガスへの離脱は約650件(同月10日時点)。平島孝三郎副社長は「(昨年4月の電気の自由化時に比べて)ガスの離脱のスピードが速い」と対抗策を導入する経緯を説明した。

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