特許庁の眠る知財活用支援、静岡で初の事業化
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特許庁が2016年10月に始めた地方創生支援事業初の成果が静岡県で誕生した。知的財産を活用した事業化を民間の専門家が担う仕組み。自動車部品製造のサンケミカル(富士市)が開発した反射フィルムを自転車向け装飾フィルムとして製品化し、浜松市の貸自転車で使われている。知的財産を事業に生かしきれない地方企業への新たな支援モデルとなる可能性がある。
自転車の泥よけなどに貼る反射装飾フィルムが1月末、浜松市の...
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