発電燃料、震災6年で高値収束 原発再稼働や節電浸透で
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東京電力福島第1原子力発電所の事故から6年が過ぎた。全国で原発が止まった影響で液化天然ガス(LNG)の価格が跳ね上がり、一時は事故直後の1.8倍に達した。その後の原発再稼働に加え、節電が浸透。発電燃料の価格は平時モードに戻りつつある。
火力発電所はLNGと石炭、C重油が主な燃料だ。原発事故が起きた2011年3月を100として燃料の値動きを指数にすると、LNGが12~14年に突出した高値をつけている...
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