2019年4月24日(水)

京都-新大阪は「南回り」 北陸新幹線、与党検討委が決定

2017/3/14 6:00
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北陸新幹線の敦賀以西ルートを話し合う与党の検討委員会は13日、京都―新大阪間について京都府京田辺市に新駅を設ける南回り案にする方針を決めた。運営主体の西日本旅客鉄道(JR西日本)と沿線自治体が同意したためだ。上部組織の整備新幹線建設推進プロジェクトチームが15日に決定する。敦賀以西のルートがすべて決まり、今後は財源や費用負担が課題になる。

委員会ではJR西日本や京都、大阪府と北陸3県の代表者から南回りについて意見を聞き、異論はなかったという。京都府は経済効果で南回りがすぐれていると主張した。

終了後、JR西日本の来島達夫社長は「速達性、利便性の両方を見たとき、北ルート、南ルートとも評価はほぼ同等だ。決まったルートの中でせいいっぱい運行すると申し上げた」と述べた。

京田辺市の松井山手駅(JR片町線)付近の新駅については「京都府南部と京都駅や北陸エリアとの新たな融合ができる。総体として加味すれば便益的にはまかなえるルートになる」と強調した。

京都府の山田啓二知事は記者団に対し「京都南部はこれから将来に向かって発展する地域。学研都市を生かせる北陸新幹線にしてほしい」と語った。片町線は単線区間があり、複線化を含めアクセスの改良を配慮するように求めた。

費用負担については「京都にメリットがある範囲で負担するのが筋だ」として、地域への便益への範囲内で負担する考えを改めて主張するにとどめた。

北陸3県は早期の全線開業を要望。福井県は「関西の費用負担解決が南回りルートの前提」とした。

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