2018年8月22日(水)

トヨタ、自動運転の新型研究車公開 米AI子会社が全面開発

2017/3/4 0:47
保存
共有
印刷
その他

 【ソノマ(カリフォルニア州)=小川義也】トヨタ自動車は3日、自動運転技術の研究用に開発した新型車両を公開した。レクサスのハイブリッド車「LS600hL」に米国の人工知能(AI)研究子会社が設計したシステムを搭載した。異なるレベルの自動運転を検証できる柔軟性を生かし、既存の運転支援システムの高度化や2020年ごろを目指す高速道路での自動運転の実用化に向けた開発を加速する。

トヨタが3日公開した自動運転の新型研究用車両

トヨタが3日公開した自動運転の新型研究用車両

 ソノマにあるサーキットで開いたイベントに登場した。新型車両は13年の米家電見本市「CES」でトヨタが披露した研究用車両の「2代目」にあたる。研究子会社トヨタ・リサーチ・インスティチュート(TRI)のギル・プラット最高経営責任者(CEO)によると、「TRIが全面的に開発を担当したのはこれが初めて」という。

 トヨタは16年1月に自動運転車の開発に必要な人材を求めてシリコンバレーにTRIを設立。5年間で10億ドル(約1100億円)を投じる方針を表明した。現在はシリコンバレーとマサチューセッツ州、ミシガン州の3カ所に計約150人のスタッフを抱えているが、近く250人まで増やす計画。

 新型車両のお披露目には、IT(情報技術)大手も巻き込んだ自動運転車の実用化競争が激しさを増すなか、鳴り物入りでスタートしたTRIの研究成果を社内外にアピールする狙いもあるとみられる。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報