日本フードサービス協会、国産米の輸出支援
日本フードサービス協会(東京・港)は1日、農林水産省の補助事業として国産米の輸出支援に乗り出すと発表した。会員企業が米国内で運営する外食店で国産米を採用し、消費者の反応を検証する。近く米国や欧州などの消費者を対象にした通販サイトも立ち上げる計画で、国産米のブランド化につなげる。
吉野家ホールディングス(HD)やトリドールHDが米カリフォルニア州で運営する外食店や、現地のスーパーマーケットですしの実演販売を手掛ける企業などが参画する。制度を活用し、牛丼やすしに用いるコメを米国産から日本産に切り替えるという。