愛媛の会社員・公務員、小遣い平均月4万7000円 1000円減
愛媛銀行の調査部門、ひめぎん情報センターが28日発表したサラリーマン調査によると、愛媛県在住の会社員や公務員の毎月の小遣いは平均で4万7000円だった。昨年2月の前回調査より1000円減った。一方、平均貯蓄額については501万1000円と8万1000円増えており、お金を使わずに貯蓄に回す堅実志向が鮮明になっている。
貯蓄の目的は「病気や不測の事態に備えて」との回答が41.5%に達し、2009年の調査開始以降で最多となった。同センターは「若い世代でも病気になる人が増えており、健康に気を使う人が多くなっている」と分析した。
貯蓄の方法として一定期間ごとに定額を貯蓄しているとの回答が54.8%で過半数を占めた。毎月の平均貯蓄額は4万1000~4万5000円だった。
調査は1月下旬に実施した。愛媛県内に住む516人が回答し、回答者の平均年収は558万7000円だった。
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