国立がんセンター、免疫薬の効果予測 100機関と協力
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国立がん研究センターはこのほど、国内の約100の医療機関などと協力し、病原体から身を守る免疫を高めてがんを治療する薬について、効果の有無を投与前に見極めるための研究を始めた。約1000人の肺がん患者で遺伝子を解析、効果を予測する指標を見つける。こうしたがん免疫薬は高額なため、効く患者に投与できるようにし、医療費抑制に役立てる。
対象は、免疫細胞の表面にあるPD-1や、がん細胞に現れるPD-L1と...
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