/

天童市、ふるさと納税の返礼品点数に上限 安定確保を重視

山形県天童市は2017年度のふるさと納税の返礼品について、従来並みの320点を上限とする。15年度に全国3位となる32億円の寄付を集めた天童市では、還元額を除く14億円が市の貴重な財源となっている。これ以上の拡大を追わず、まちづくりの安定財源確保に重点を置く。返礼品の内容も従来通り、さくらんぼなど地元の代表的な特産品に絞る考えだ。

市の方針は17日開かれた「ふるさと納税に係る結団式」で説明された。ふるさと納税を巡っては、一部の自治体がパソコンなど高額品を返礼品としたり1000点以上を掲載したりしており、本来の趣旨を逸脱する動きが目立ち始めている。

天童市は返礼品の数を増やさないほか、返礼品のさくらんぼの品質のばらつきを抑えるため目利きによる「目揃(ぞろ)え会」を実施する。食の安全確保のため事業者に製造物責任(PL)保険の加入を義務付けたり、寄付者との交流会を開いたりする方針だ。

市によると、16年度の寄付額は15年度と同等の30億円程度だが、全国の順位は10位以内に入れるかどうかとみている。今後も寄付額30億円、財源10億~12億円を安定的に確保したい考えだ。

ふるさと納税のポータルサイト運営のトラストバンク(東京・渋谷)の須永珠代社長によると、ふるさと納税は1788自治体すべてに広がっており、16年度は前年度比1.6~1.7倍の2600億円規模に拡大しそう。返礼品の数は全国で11万点に及ぶという。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン