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テルモの17年3月期、経常益15%減に下方修正 買収費用が重荷

テルモは9日、2017年3月期の連結経常利益が前期比15%減の620億円になりそうだと発表した。従来予想から30億円下方修正した。米医薬品・医療機器メーカーから血管治療機器の一部事業を1月に買収し、関連費用が重荷となる。

売上高は3%減の5100億円と、従来予想を70億円下回る。血管治療機器の一部事業の買収完了が想定より遅れた影響が出る。心臓血管の治療に使うカテーテル(医療用細管)などの販売は円高が逆風となる。

一方、純利益は6%減の475億円を見込み、従来予想を据え置いた。仏医療機器開発ベンチャーとの共同開発契約の解消に伴い特別損失が発生するが、100億円程度計上するオリンパス株の売却益で吸収する。

併せて発表した16年4~12月期の連結決算は売上高が前年同期比5%減の3743億円、純利益が27%減の318億円だった。

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