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渋谷工業 10円増配 今期年30円、最終増益に

渋谷工業は9日、2017年6月期の年間配当予想を30円(前期は20円)にすると発表した。従来予想は20円だった。中間配と期末配をともに5円引き上げ15円ずつとする。主力の充填機械のほか医療機器や農業用設備の受注が好調で通期でも2期ぶりの最終増益を見込んでおり、株主配分を手厚くする。

同日発表した16年7~12月の連結決算は純利益が22億5200万円と前年同期の2.1倍に拡大し、上期として最高益を確保した。欧州や東南アジアで医療機器の受注が増えたほか、半導体製造装置も中国向けが好調だった。工場の稼働率が上向いたことで採算が改善した。

売上高は同15%増の399億円だった。国内では農業分野の設備投資が活発だったことを受け、かんきつ類の選果機の売り上げが倍近くに増えた。通期の純利益予想は前期比6%増の46億円とする従来見通しを据え置いた。

記者会見した渋谷弘利社長は米国の新政権下の事業環境について「日本製品の関税を大幅に引き上げるような事態は想定しづらく、目先の事業への影響はないだろう」と語った。

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