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ニッケル相場、値動き不安定に 供給体制先行き読めず

ステンレスの原料となるニッケルの国際相場が年明けから大きく変動している。主要産地であるフィリピンやインドネシアがニッケルの生産や貿易で新たな政策を相次ぎ打ち出し、供給体制の先行きが読みにくくなっている。

主産地のフィリピンでは現地時間2日、政府が大規模な鉱山の閉鎖を発表した。対象は国内生産量の約半分に相当する。供給量が落ち込むとの見方から、指標となるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物価格は6日、終値が1トン1万450ドルとなり、直近の安値を付けた1月27日に比べて11%上昇した。

環境保護を掲げるドゥテルテ政権は鉱山の操業規制を強めており、昨年夏も複数の鉱山に操業停止を命じた。「今回の決定は前回に比べて規模も大きく、今後も価格を大きく押し上げる可能性がある」(国内商社)という。

フィリピン政府が鉱山閉鎖を発表する前まで、ニッケルの国際価格は急速に下落していた。自国のニッケル精錬業の育成を掲げ、2014年から鉱石の禁輸を続けてきたインドネシアが規制緩和を発表。かつて世界生産の3割を占めていた一大産地からの供給増を見込み、ニッケル先物は1月中旬から下旬にかけて11%下落した。

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