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田辺三菱の17年3月期、純利益21%増 ライセンス契約解消で

田辺三菱製薬は6日、2017年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比21%増の720億円になる見通しと発表した。今期から国際会計基準に移行するため単純比較できないが過去最高を更新する。従来予想は640億円。証券8社の平均予想(652億円)も上回る。17年1月に米バイオジェン社とライセンス契約を解消したのに伴い一時金を計上する。

売上高は微減の4250億円となる見通し。従来予想を110億円上回る。米製薬大手ノバルティス社に製造・販売権を供与した多発性硬化症治療薬や、米ヤンセンファーマに商業権を譲渡した糖尿病治療薬が好調。田辺三菱に入るロイヤルティー収入が円安の影響もあわせて膨らむ。営業利益は17%増の960億円を見込む。

同日発表した16年4~12月期連結決算は売上高が前年同期比3%減の3243億円、純利益が2%増の601億円だった。国内で特許切れ医薬品が苦戦したが、金融費用が減り最終増益につながった。

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