GMOの前期経常益12%増、ネット決済伸びる
GMOインターネットが6日発表した2016年12月期の連結決算は、経常利益が前の期比12%増の166億円だった。電子商取引(EC)市場の拡大でネット決済事業の処理金額が2割以上伸び、受取手数料が増えた。
売上高は7%増の1350億円だった。ネット決済は大手EC事業者の導入が増えた。ECサイトの利用者が商品購入後に支払いできるシステムの利用も拡大した。
純利益は72億円と46%減った。前の期に保有株売却による特別利益を計上しており、その反動が出た。配当性向は33%がめどで、年間配当は21円と前の期の実績(38円)より17円減らす。