カフェ併設店を九大跡地に 西日本シティ銀、IT活用
西日本シティ銀行は6日、カフェ併設の新店舗を九州大学の六本松キャンパス跡地(福岡市中央区)に3月25日に開設すると発表した。飲食店併設店舗は同行初。JR九州ファーストフーズが運営する「シアトルズベストコーヒー&サブウェイ」と連携する。気軽な来店を促し、電子パンフレットなどのIT(情報技術)も活用して個人のニーズを掘り起こす。
新規出店するのは「NCBアルファ六本松出張所」。同行で186番目の店舗となる。約80平方メートルに行員6~7人を配置し、資産運用や相続、各種ローンの相談などに応じる。
コーヒーなどを飲みながら、店頭で閲覧できるタブレットコーナーを設置。閲覧したパンフレットはスマートフォン(スマホ)を使って電子媒体で持ち帰ることもできる。当初は定型のパンフレットをスマホに移して持ち出す形だが、将来的には資産運用などでシミュレーションした情報をそのまま持ち帰るような仕組みも検討する。
同行のキャラクターの名前をとって、店舗の通称は「ワンクカフェ」とする。平日は午後7時まで、土日祝日も午後5時まで営業する。自宅や勤務先など最寄りの店舗扱いの口座を開設することもできる。
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