2018年7月20日(金)

京都・兵庫など5府県が人口転出超 大阪は2年連続転入超

2017/2/1 6:00
保存
共有
印刷
その他

 総務省が31日発表した住民基本台帳に基づく2016年の人口移動報告では、大阪府を除く近畿5府県が転出超過となった。大阪府は2年連続の転入超過だが、超過数は1794人と15年に比べて502人減った。京都府と兵庫県の転出超は5年連続となる。

 大阪府では高層マンション建設が活発な大阪市が9474人の転入超だった。全国の市町村別の超過数で東京都区部に次ぐ2位に入った。市によると「都心回帰で市内中心部に人口流入が続いている」(統計調査担当)。

 一方、転出超過数でも東大阪市が全国4位、寝屋川市が7位、堺市が10位に入り、市町村別の格差が鮮明になった。東大阪市は1507人の転出超。同市幹部は「狭い住宅が多く、新しい住民をひき付ける魅力が足りない」と危機感を示す。

 京都府は750人の転出超で、超過数は15年に比べて471人増えた。府は「京都市内は住民が増加傾向にあるが、府北部や南部で減少している地域がある」と分析している。

 兵庫県は6760人の転出超で、超過数は北海道と熊本県に次いで全国3番目に多い。ただ超過数は5年ぶりに減り、県統計課は「超過数の拡大に歯止めがかかる兆し」とみている。

 滋賀県は706人と4年連続の転出超だが超過数は1281人減った。県企画調整課は「子育て支援や新産業創出の取り組みが徐々に実っている」と話す。奈良県は3619人、和歌山県は3894人の転出超だった。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報