東電、NTTと新会社 通信施設の蓄電池を停電時活用
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東京電力ホールディングスとNTTが電気の安定供給に向けた新規事業で提携する。NTTが各地の通信用施設に備えている大量の蓄電池を使い、停電発生時にビルや公共施設に電気を送る。東電は福島第1原子力発電所事故のコストが膨らみ、資金捻出のための収益源の確保が急務だ。単独では投資余力に限界があり、NTTとの提携で投資負担を軽くして新分野を開拓する。
ビルなど顧客企業は非常用電源を自前で持つ必要がなくなる。天候により発電量が変わる再生可能...
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