四大公害病「恐ろしさ伝える」 語り部、水俣で交流会

2017/1/28 23:18
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 四大公害病(水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそく)の資料館で公害被害の教訓を伝えている語り部が集まり、互いの取り組みを紹介する交流会が28日、熊本県水俣市の水俣病資料館で開かれた。語り部たちは「患者への差別や偏見の解消のためにも公害の恐ろしさを伝えていきたい」と決意を新たにした。

 水俣病資料館の緒方正実さん(59)は語り部の誘いを受けたとき、「家族のことも含めて話す必要があり、迷った」と振り返った。その上で「中傷を受けることもあるが、問題に向き合って語らないと教訓は伝わらない」と語った。

 新潟水俣病を伝える小武節子さん(80)は「マスコミに出るのもいやだったが、患者として命の大切さを後世に伝えたい思いで覚悟を決めて語り部になった」と話した。

 富山県立イタイイタイ病資料館では、患者の裁判を支えた弁護団も語り部に。青島明生弁護士(61)は「土壌汚染の回復が進んだが、それは住民が立ち上がったからこそだ、と教訓を伝えている」と強調した。

 三重県四日市市の「四日市公害と環境未来館」は、加害企業の新入社員が研修で訪れていることを紹介した。〔共同〕

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