マグロ漁で日本矢面に 違法操業発覚、欧米の反発必至
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高級すしネタとして人気が高い太平洋クロマグロの資源保護で、日本が矢面に立たされている。漁獲量、消費量とも世界一の日本で規制をすり抜けた違反操業が発覚。保護強化を求める欧米諸国が一段と厳しい態度に傾くのは必至だ。
昨年12月。長崎県と三重県で規制を破ってクロマグロの未成魚を漁獲したことがみつかった。両県での違反操業での漁獲は90トン以上とみられ、日本の年間上限4007トンの2%超に相当する。
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