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千葉大など「シナモンマスク」を商品化 インフル予防効果に期待

千葉大学は24日、インフルエンザの予防効果があるとされるシナモンを使ったマスクの実用化に乗り出すと発表した。医薬品原料製造の常磐植物化学研究所(千葉県佐倉市、立崎仁社長)、三井化学ファイン(東京・中央、高橋賢作社長)と共同でマスクの安全性や使い勝手を検証。2017年中に商品化し、20年には年間100万枚の販売を目指す。

シナモンから抽出した成分「シンナムアルデヒド」の粉末を詰めた小袋をマスクの中のポケットに挿入。シナモンの香り成分を鼻や口から吸入しウイルスの増殖を抑える。同大大学院医学研究院の並木隆雄准教授によると近年流行した主な4つの型のインフルエンザウイルスに対して効能が認められたという。

並木准教授は同大医学部付属病院の助教が07年に発表した論文をもとにシナモンによるインフルエンザ抑制効果を検証。シンナムアルデヒドを鼻や口から吸入すると高い効果が得られるとの結果を得た。これを踏まえ、12年8月からシンナムアルデヒドを粉末にする技術を持つ常磐植物化学研究所と共同開発を始め、16年1月にマスクメーカーとして三井化学ファインが加わった。

商品化を前に50人のモニターを募集し、3月末まで実際に使ってもらい使い心地や副作用の有無などのデータを収集する。マスクは「シナモンマスク」として商標登録の申請中で、「1枚あたり数百円」(三井化学ファイン)で発売する見込みだ。

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