動画教材作成を支援 四国電子会社、クラウド活用し手軽に
四国電力子会社でシステム開発のよんでんメディアワークス(高松市)は教育現場での動画教材づくりを支援する新クラウドサービスを始めた。専用機材や収録スペースが不要で、パソコンで簡単に作成できる。学習者の視聴履歴も管理し、個別指導などに生かせる。
新サービス「アクティブラーニング支援システム MEDIA-LAS(メディア・ラス)」は、教員がパソコンとウェブカメラを利用して動画を収録する。講義などビデオカメラで撮影した動画ファイルも取り込める。学習者はパソコンやスマートフォン(スマホ)で好きな時間に視聴できる。
管理者、教員、学習者で履歴確認や視聴のみなどの権限を分けて登録する。これらを合わせたユーザー計100人の場合、利用料は月3万1700円(税別)から。
一方的な講義形式ではなく、学生同士で議論などをさせるアクティブラーニング(能動的学習)の事前学習での利用を想定する。大学や高校などに売り込む。