町の同意「2月中に」 玄海原発再稼働巡り町長

2017/1/17 22:41
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九州電力玄海原子力発電所が立地する佐賀県玄海町の岸本英雄町長は17日、県庁に山口祥義知事を訪ね、18日に原子力規制委員会の安全審査に合格する見込みの3、4号機を巡り、再稼働の地元同意手続きを早期に進めるよう求めた。会談後、岸本町長は「議会で議論してもらったうえで町は2月いっぱいに(同意)できればいい」と話した。

岸本町長は山口知事に「なるべく早い時期に(県の)見解を示してもらいたい」と要請した。町長に同行した玄海町議会の上田利治議長も「町議会としても粛々と進めていきたい」と表明した。これに対し、知事は「県民の安全を第一に考えて対応したい」と述べるにとどめた。

町長は記者団に「遅くとも県側で4月のうちに判断してもらえればありがたい」と話した。また、国や九電に町内で住民説明会の開催を求める考えはないとも語った。「再稼働すれば、飲食店、旅館、小売店が元の状態に戻り、商売が成り立つ。今は大変つらい状況だ」と指摘した。

この後、岸本町長らは佐賀県議会の中倉政義議長も訪問し、協力を求めた。中倉議長は「2月開会の定例県議会終了までに(判断)できれば一番だ」と説明した。そのうえで「今後、県の第三者委員会、住民説明会、知事と県内全首長との会議などが順調に進んでいかないと、それらより県議会が先にとはならない。日程はタイトだ」と強調し、4月以降になりうるとの見通しも示した。

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