2019年6月19日(水)

支援対象の7割が製品化へ 埼玉県の先端産業創造プロジェクト

2017/1/18 7:00
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埼玉県は17日、将来の産業基盤を育成するための「先端産業創造プロジェクト」の成果を発表した。2014年度に始めた企業の研究開発や事業化を支援するメニューの支援対象となった66件のうち、約7割の45件が既に製品化しているか、17年度末までの製品化が見込まれる状況になっているという。

製品化では、専用メガネを使わずに、内視鏡手術の際に臓器内の3D映像を複数のスタッフが見られるように表示する金子製作所(さいたま市)の「多視点裸眼3D内視鏡システム」を例示。充電時にバッテリーを取り外す必要のないベルニクス(同市)の「バッテリー着脱不要電動アシスト自転車」も挙げた。

このほか、ナノカーボンを活用した樫の木製作所(越谷市)などの「使い捨てない電子カイロ」も最新の開発製品として注目されているという。

同プロジェクトは上田清司知事が力を入れる事業で、その一環として企業に最大2000万円の補助金を支出する。同日開かれた定例記者会見では上田知事が事例を紹介し、「県が補助金を出すことで信頼がつき、金融機関の支援も得られ、結果を出しやすくなる。そうした(関係機関を)結びつける役割を県が果たしていきたい」と話した。

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