新幹線開業効果を検証 金沢市、有識者会議設置へ

2017/1/5 6:18
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金沢市は2017年度、北陸新幹線開業が金沢市に与えた効果や影響を検証する有識者会議を設置する。観光客が増加した一方、市民生活に影響が出たとの指摘も多く、対策を講じる。下部組織には民泊への対応のほか、ホテルや旅館の宿泊客に課税する宿泊税の導入を検討するプロジェクトチーム(PT)も設ける。

山野之義市長が4日、年頭記者会見で明らかにした。有識者会議は学識経験者や経済団体の関係者らで構成する。会合は年3回程度開く予定。開業効果を持続させるための取り組みだけでなく、大勢の観光客が押し寄せて地域住民が商店街を利用しづらくなったというような弊害の解決策を探る。17年度中に対応の方針をまとめる。

下部組織のPTは市の職員で構成し、宿泊税の税額や使い道などを議論する。住宅の空き部屋を有料で旅行者に貸し出す民泊については、導入した自治体の事例を調べて、市の対応策や課題を洗い出す。

山野市長は新幹線開業で「いいこともあれば課題も見えてきた」と指摘。宿泊税や民泊などの導入検討も含めて「今後の基本方針を整理していきたい」と述べた。

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