安保理、シリア停戦を支持 決議採択

2017/1/3 1:09
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【ニューヨーク=共同】国連安全保障理事会は12月31日、ロシアとトルコが主導しシリア全土で発効した停戦を支持する決議案を全会一致で採択した。決議もロシアとトルコが提案した。アサド政権の後ろ盾のロシアは安保理のお墨付きを得て、1月のトランプ次期米政権発足を前にシリア和平協議で主導権を握りたい考え。

ロシアのチュルキン国連大使は採択後「(ロシア主導の和平協議によって)2017年にシリアの危機を政治的に解決することができる」と自信を見せた。ただ、シリアではこれまでも停戦崩壊が繰り返されており、実際に内戦終結につながるかどうかは不透明だ。

米国のシソン国連次席大使は、停戦合意内容の全てが公にされておらず、アサド政権が一部地域で戦闘を続けているとして懸念を示した。

決議はロシアとトルコによるシリア停戦に向けた取り組みを「歓迎し、支持する」と明記。シリア全土で人道支援活動をするための安全な移動ルートを確保するよう全ての当事者に要求した。

ロシア、トルコ両政府がカザフスタンの首都アスタナで開催を予定しているアサド政権と反体制派双方が参加する政治対話への期待感も表明した。

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