2019年5月21日(火)

高知県域農協、19年発足へ 12農協が合併調印 3農協は見送り

2016/12/23 6:01
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JAとさかみやJAコスモスなど高知県内の12農業協同組合(JA)が22日、合併契約を結んだ。県域農協として2019年1月1日の発足を予定する。人口減や組合員の高齢化に対応し、規模拡大や業務効率化で経営基盤を強化する。JA高知市、JA馬路村、JA土佐くろしおの3農協は参加を見送った。

高知市内で同日、12農協の組合長らが参加し合併・統合の調印式を開いた。各農協は17年1月18日に総会を開いて正式決定する。合併に伴い高知県農業協同組合中央会(JA高知中央会)など5つの連合会も県域農協に統合する。

12農協の正組合員は計約5万人、准組合員が同約4万1千人いる。農産物の販売高は約630億円で、全国2位の規模となる。預金残高は約7100億円ある。高知市内に本所を置き、県内を7地区に分けて管理する。

発足後、同市内に大規模直販所を開設する。新農協のシンボル的な存在として、高知県の食や農業の情報発信拠点とする。現在約180人の営農指導員を3年間で26人増やす計画だ。

全国では香川など4県が県内1JA体制を実現している。高知県では09年から統合構想を進めてきた。馬路村など3農協は参加せず、現行組織での改革などを選択した。中央会の久岡隆会長は「不参加は残念。合併で早くメリットを出す仕組みを作り、3農協の参加を待ちたい」と話した。

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