貸出金利低下響き9信金で純利益減少 主要10信金の4~9月
[有料会員限定]
愛知、岐阜、三重の各県に本店を置く主要10信用金庫(預金量8千億円以上)の2016年4~9月期決算は、9信金の純利益が減少した。日銀のマイナス金利政策を背景に貸出金利が下がり、利息収入が減少した。地方銀行を交えた金利引き下げ競争が激化する中、外国証券など運用リスクをとって利回りを求める傾向が強まっている。
本業のもうけを示す実質業務純益は7信金で減少した。貸出残高は9信金が前年同期よりも伸びたものの、...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り813文字