食品・調味料加工企業を子会社化 プレナス
弁当店「ほっともっと」を運営するプレナスは16日、食品・調味料の加工販売を手掛ける宮島醤油(しょうゆ)フレーバー(福岡市、高橋洋二社長)を子会社化すると発表した。プレナスが55%の株式を取得する。取得額は非公表。すでに弁当店などで同社のたれを使用しており、子会社化で調達力を上げる。
12月22日付で株式を取得する。宮島醤油フレーバーは調味料やレトルト食品の製造を手掛け、2015年12月期の売上高は78億円だった。
プレナスは調達スピードを上げるほか、コスト削減につなげる。製造技術を取得することで、海外店舗に日本から輸送している調味料を現地でプレナスが製造する狙いもある。輸送費などを圧縮し海外展開を加速する。