/

ガソリン今年最高値 店頭127円台、OPEC減産合意が波及

ガソリンの店頭価格が今年の最高値を更新した。資源エネルギー庁が14日発表した12日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)は前週比1.7円上昇し1リットル127.7円となった。11月末の石油輸出国機構(OPEC)総会での8年ぶりの減産合意を受けた原油価格の上昇が店頭に波及した。

値上がりは2週連続。店頭価格が127円台に乗せたのは2015年12月7日調査以来、ほぼ1年ぶりとなる。

地域別では鳥取、神奈川など46都道府県で値上がりした。高知県は横ばいで、約2カ月ぶりに値下がり地域はゼロ。東京は129.8円、大阪は126.3円、愛知は126.7円だった。

11月30日のOPEC総会で加盟国が17年1月から日量120万バレルの減産で合意し、原油価格が急上昇。国際指標となるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物は総会後に8%、アジアで指標となるドバイ原油は12%上がった。国際相場の上昇を受け元売り各社は卸価格引き上げをスタンドに通知、店頭にも波及した。

2~3週間遅れで国際相場を映す店頭価格は今後、さらに上昇する可能性が高い。来週分に反映される国際相場が一段と上昇しているほか、為替の円安・ドル高の進行で原油の調達コストが上がっている。石油元売りは今週、系列の特約店に1リットルあたり1.5~3円の卸価格の引き上げを通知した。石油情報センターは「来週も値上がりするだろう」とみている。

年末年始の帰省シーズンを前に、ガソリンスタンドでは売れ行きを心配する声もある。「OPEC総会前と比べて販売量は1割程度減少している。消費者は少しでも安いスタンドを選んで給油している」(四国のガソリンスタンド経営者)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン