gumiの5~10月、最終黒字5億4200万円 スマホゲーム好調
gumiが9日発表した2016年5~10月期の連結決算は、最終損益が5億4200万円の黒字(前年同期は17億円の赤字)だった。スマートフォン(スマホ)ゲームの課金収入が伸びた。広告宣伝費の削減や不採算だった海外拠点からの撤退も寄与した。
売上高は前年同期比3%増の112億円。自社開発のスマホゲームの課金収入が増加。共同開発のゲームも利用者数が伸びた。配信開始から3年が経過した主力ゲーム「ブレイブ フロンティア」の落ち込みを補った。
16年5月~17年1月期の売上高は前年同期比9%増の175億円を見込む。17年4月期通期の予想は開示していない。
SBIジャパンネクスト証券が運営する私設取引システムの日中取引では、同日の決算終了後にgumi株が一時、同日の東証終値に比べ80円(10%)高の850円まで上昇。黒字転換を好感した個人投資家の資金が向かった。
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