2019年6月20日(木)

B型インフルワクチン、量産しやすく 東大など技術開発

2016/12/6 5:00
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東京大の河岡義裕教授と米ウィスコンシン大などは、B型インフルエンザウイルスを効率よく増やす技術を開発した。すでにA型で同様の技術を開発済み。培養した細胞を使ってワクチンを量産し、素早く供給できるようになるとみている。米科学アカデミー紀要(電子版)に6日発表する。

インフルエンザウイルスはA型とB型が大きな流行をもたらす。現在、ワクチンはウイルスを鶏の受精卵で増殖させた後、感染力を失わせて作るのが一般的だ。

鶏卵は安価でウイルスも増えやすいが、ウイルスがわずかに変化してワクチンの効き目が下がってしまうことがある。ウイルスが変異しにくい培養細胞を使う方法もあるが、ウイルスが増えにくいという。

研究チームは独自に開発した遺伝子操作の手法を使い、培養細胞で増えやすいB型インフルのウイルスを人工的に作り出した。このウイルスに流行しているB型ウイルスの遺伝子を組み込むと、増殖能力が10倍以上に高まった。

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