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タイビバレッジ、ベトナム国営2社買収に関心

■タイ・ビバレッジ(タイ酒類大手) タパナ・シリワタナバクディー最高経営責任者(CEO)は22日、ベトナムのビール会社サイゴンビール・アルコール飲料総公社(サベコ)など国営2社の買収に関心を示した。

サベコのほかに乳業大手ベトナム・デイリー・プロダクツ(ビナミルク)の買収に関心を持っている。

ベトナム政府は国営企業12社の株の完全放出を発表しており、来年に向けて入札が段階的に始まる予定だ。ビナミルクとサベコはそれぞれ乳製品市場とビール市場で国内シェアを4割持つ業界最大手だ。

ビナミルクは12月にも入札を実施予定。21日開催した説明会にはタイビバが28%出資するシンガポールの飲料大手フレイザー&ニーブ(F&N)が参加したもようだ。F&Nはビナミルクの株式をすでに11%保有している。今回政府系公社が放出する45%分のビナミルク株の入札は、F&Nが参加することを検討している。

サベコは日本のアサヒグループホールディングスキリンホールディングスも入札への参加を検討している。ほかに欧米の同業大手も関心を寄せている。ベトナム政府はビールでシェア2割を持つハノイビール・アルコール飲料総公社(ハベコ)の株式売却も計画しているが、タパナCEOは「我々が関心があるのはサベコだけ」と話した。

タイビバは2020年までにF&Nを含めたグループの国外売上高比率を現在の約2割から5割に引き上げる計画を掲げている。達成にはM&A(合併・買収)が不可欠で、国外を中心に案件を探っている。タパナCEOは「優先市場はベトナムでその次にフィリピン、ミャンマー」と話した。(バンコク=小野由香子)

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