築地市場の入荷量6.5%減 10月、02年以降で最低

2016/11/21 23:21
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東京・築地市場の水産物入荷量が落ち込んでいる。東京都のまとめによると10月は前年同月比6.5%減の3万5333トンで、10月としては2002年以降で最も少なかった。中でも鮮魚は同7.2%減の1万3721トンと減少幅が大きい。

秋が旬のスルメイカや秋サケが軒並み不漁となった影響が出た。スルメイカは前年同月に比べ7割の大幅減。秋サケは6.2%減った。8月後半から9月にかけて北海道や東北地方を台風が襲い、海水が濁るなど環境が変化したことが要因との見方がある。

一方、入荷減少の影響で単価は上昇した。鮮魚1キロあたりの卸値は985円と、02年以降で最高値をつけた。前年同月と比べて4.1%高い。

11月に入っても供給量は回復していない。第3週(11~17日)の入荷量は前年同時期に比べ18%減。「これから出回りが本格化するタラは比較的水揚げが多く、入荷の回復が期待できる」(鮮魚店の北辰水産=千葉県柏市)との声もある。

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