2019年3月24日(日)

玄米、パウダーに エリーゼが技術、栄養取りやすく

2016/11/19 6:00
保存
共有
印刷
その他

島根県産業技術センターは18日、食品加工のエリーゼ(島根県飯南町)と共同で玄米をパウダー状にして栄養摂取しやすくする技術を開発したと発表した。同社は料理用の添加粉やパン、クッキーなどの材料として製品化に乗り出す。同センターは併せて玄米粉の認知症予防効果に関する研究結果を公表した。

6000気圧の超高水圧で処理した玄米を微粉砕して「超高水圧加工玄米粉」を製造する。同センターとエリーゼが16日に特許出願した。非常に高い圧力ででんぷんを糊化(こか)させる。加熱と同じ効果があり、吸収しやすくなる。生食でも消化されやすい。

パウダーは米粒に比べ食材としての利用法が広がる。小麦粉や米粉と比べたところ玄米パウダーは吸水性が高く「ダマ」になりにくいといった特徴も確認した。早ければ2017年1月に販売を開始する。パンや菓子、機能性食品などの製造会社に供給する。

同センターは同志社大学脳科学研究科と共同で取り組んだ実験で、玄米粉がマウスの認知機能低下を抑制する効果があることを確認した。県産業技術センターの吉野勝美所長は「進行中の人間での試験で効果が確認できれば、簡単に入手できる食材で健康寿命の維持が期待できる」としている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報