2018年6月23日(土)

シンガポールUOB、不良債権の引当金増え8%減益

2016/11/2 23:47
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 ■ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB、シンガポール) 2016年7~9月期の純利益は前年同期比8%減の7億9100万シンガポールドル(約595億円)だった。不良債権の引当金が増え、利益が圧迫された。

 貸倒引当金全体は16%増の1億8500万シンガポールドル。同四半期の個別引当金は前年同期の5600万シンガポールドルから2億8800万シンガポールドルへ急増したが、一般引当金の解除で一部相殺された。不良債権の割合は前年同期の1.3%から1.6%に上昇した。

 個別引当金の急増の主な原因は石油・ガス産業の不振。石油・ガス関連企業を含む商品セクターはUOBの融資全体のおよそ7.4%を占める。

 融資額は前年同期比で7%増えたが、金利利ざやが縮小したため金利収入は0.4%減の12億3000万シンガポールドルとなった。金利外収入は投資証券売却による一時的収入があった昨年同期から5%減少し8億1000万シンガポールドル。

 ウィー・イーチョン最高経営責任者(CEO)は「今後数カ月は世界経済の成長は控えめで金融市場は大きく変動する」との予測を述べた。(シンガポール=菊池友美)

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