コナミHDの4~9月、純利益56%増 ゲーム事業好調
コナミホールディングスが28日発表した2016年4~9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比56%増の122億円だった。スマートフォン(スマホ)や家庭用向けなど、ゲーム事業全般が好調だった。スポーツクラブの運営などを手掛ける健康サービス事業でも、業務効率化でコスト削減が進み、利益を押し上げた。
売上高は6%減の1014億円だった。北米を中心にカジノ機器の販売が伸びたものの、円高で収益が目減りした。スポーツクラブなどの直営施設の閉店も、売上高の減少につながった。
ゲーム事業は好調だった。部門営業利益は155億円と52%増え、全体の営業利益(170億円)の9割を占めた。スマホ向けに配信する「実況パワフルプロ野球」が累計2600万ダウンロードを達成するなど、けん引した。人気カードゲーム「遊戯王」の販売も伸びた。
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