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日本初の波力発電所完成、久慈港で一般公開 東大研究所が開発

岩手県久慈市に日本で初めて波の力を利用した波力発電所が完成し、24日、一般公開された。東京大学生産技術研究所の研究グループが開発したもので、出力43キロワットの発電装置を設置し、東北電力の配電線への接続を完了した。国の認可を得て、11月初めにも正式に運用を始める。

「久慈波力発電所」は縦2メートル、横4メートルの波受け板(ラダー)が海中で波を受けて動く力で発電する。一般家庭10世帯分に相当する発電量を見込んでいる。現地の冷凍冷蔵庫に使うほかは東北電力に無償で提供する。

太陽光や風力と比べて安定性が高い一方、台風などの大波で装置が壊れやすい。今回は市販の船のかじ取り装置を応用、強度と安全性を確保し、コストも抑えた。

総事業費は約4億円。研究グループは2018年度まで実証実験を延長し、施設の耐久性や波の制御方法などを検証する。東大の丸山康樹特任教授は「エネルギーの地産地消地球温暖化対策として進めてきた。国内には漁港が約3千カ所ある。企業に関心を持ってもらい、全国に普及させたい」と話している。

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