ネコの腎不全の原因解明 東大

2016/10/17 1:45
共有
保存
印刷
その他

 東京大学の宮崎徹教授は、ネコが腎不全になりやすい原因を突き止めた。腎臓にたまった老廃物を取り除くのを助けるたんぱく質が、うまく働きにくい形になっていることがわかった。人間でもこのたんぱく質が機能しているとみられ、今後、ネコと人間の両方に効く治療薬の開発を進める。

 血中の老廃物は、腎臓でろ過されて排出される。急性腎不全になると腎臓の細胞が大量に死んで排出経路が詰まり、尿が出なくなる。

 宮崎教授らは以前、AIMというたんぱく質が活性化すると、腎臓で死んだ細胞が体内に取り込まれ、経路が詰まりにくくなることを発見した。今回ネコが持つAIMを調べたところ、活性化しにくい形になっていることがわかった。

 ネコはほかの動物に比べて腎不全になりやすい。活性化しやすいAIMをネコに投与することで腎不全を改善できる可能性がある。

 AIMは人間でも同じ機能を担っている。研究チームは活性化しやすいAIMを治療薬として開発する考えで、2年後にネコ、その後ヒトでも臨床試験を進める考えだ。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

研究開発大学教授宮崎徹ネコ東京大学AIM

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

北海道 2:00
2:00
東北 2:00
2:00
関東 12:22
2:00
東京 20日 21:50
20日 21:40
信越 2:00
20日 22:00
東海 16:13
13:30
北陸 20日 21:30
20日 21:30
関西 16:16
14:00
中国 2:00
2:00
四国 1:31
1:31
九州
沖縄
12:30
11:47

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報