ビール系税制、競争力そぐ サッポロの税金返還請求棄却
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サッポロビールが自社の商品が「第三のビール」に該当するとして国税当局に酒税115億円の返還を求めていた問題で、国税不服審判所は14日までに同社の請求を棄却した。問題の根底にあるのは、3段階で税額が変わる先進国の中でも特異なビール系飲料の税体系だ。市場の健全な成長を阻害しているとの批判も踏まえ財務省は税額の一本化を目指すが、ハードルは高い。
サッポロビールが返還を求めていたのは、第三のビールとして...
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