命名権 京セラに売却 京都市美術館、市が50億円で

2016/10/7 6:30
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京都市は6日、大規模改修する京都市美術館(京都市左京区)のネーミングライツ(命名権)を、京セラに約50億円で売却すると発表した。同館は再開業する2019年度から50年間、通称が「京都市京セラ美術館」になる。京都市は改修費用を捻出するため、命名権を売却する企業を募集していた。

11月までに京セラと基本合意を結ぶ。京セラは約50億円を17~19年度に分割納付する。命名権は本館や大展示室など美術館内の施設も対象で、詳細は今後詰める。

市美術館は老朽化に伴う大規模改修や新館建設を計画している。来年4月から休館し、19年度に再開業する予定。再整備の費用は約100億円の見通しで、命名権の売却で半額を賄う。

市美術館は昭和天皇即位大典の記念事業として1933年に完成した。京都市の門川大作市長は「文化芸術の振興には民間企業による支援も必要」とのコメントを発表。京セラは「京都のさらなる発展に貢献できると考え、応募した」とした。

市施設の命名権売却は9例目。1月に開業したロームシアター京都(京都会館)ではロームに52億5千万円で売却していた。

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