ウエルシア、純利益68%増 3~8月
ドラッグストア大手のウエルシアホールディングスが5日発表した2016年3~8月期の連結決算は、純利益が前年同期比68%増の74億円だった。昨秋に同業を子会社化した効果が出たうえ、既存店に調剤部門を併設するなどして集客力を高めた。
売上高は35%増の3109億円だった。昨年9月、関東・東海地方が地盤のCFSコーポレーションを子会社化した。
既存店は調剤部門を併設したり、食品や化粧品などの品ぞろえを拡充したりした結果、客数、客単価とも前年同期を上回った。既存店売上高は前年同期比で6%伸びた。
17年2月期通期の業績予想は変えなかった。売上高は前期比19%増の6300億円、純利益は34%増の128億円と最高益を見込む。
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