供給過剰の原油、増産凍結協議でも上昇余地限定的
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石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど主要産油国は、26~28日に増産凍結を話し合う会合を開く。原油相場が1バレル40ドル台半ばを挟んだ値動きが続き、石油収入に依存する産油国の財政事情が悪化。増産に歯止めをかけて原油価格の安定を狙う。ただ市場では増産凍結で合意しても、相場の押し上げ効果は限定的で上昇ピッチは鈍いとの見方が出ている。
米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油相場は日...
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