2019年2月19日(火)

新潟知事選 米山氏が出馬表明 民進党を離党 社民や共産支援

2016/9/24 7:00
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民進党衆院5区総支部長を務めていた医師の米山隆一氏(49)は23日、新潟市内で記者会見を開き、新潟県知事選(29日告示、10月16日投開票)に立候補する考えを表明した。原発問題への対応について、立候補をやめた泉田裕彦知事を継承する立場を強調。社民党や共産党、生活の党から支援を受けて無所属で出馬する。知事選への立候補を表明したのは森民夫・前長岡市長に次いで2人目。告示まで一週間を切る中、選挙戦の構図が事実上固まった。

「新潟県の新しいリーダーとして、県民の命と財産を守り、子どもたちの未来のため、ふるさと新潟のためにこの身をささげたい」。県庁で開いた出馬会見で、米山氏はこう知事選への意気込みを語った。

米山氏を巡っては、17日に市民団体が社民党などと連名で同氏の擁立を要請する文書を民進党側に提出したが、同党は知事選に関して、自主投票とする方針を決めていたため、要請を固辞した。その後も社民党など3党は民進党に理解を求め、米山氏も党が認めれば出馬する意向だった。

結局、民進党が出馬を認めなかったため、米山氏は23日付で離党届を提出したことを明らかにした。「県連の機関決定に反して、立候補をするけじめをつける意味で離党した」と説明した。

無所属での出馬になるが、「県民から『是非頑張って下さい』という声を多く頂いた。その声に応えないというのは、政治家としてできない」と話した。

泉田知事の「後継」という立場を強調して選挙戦に挑むという。原子力防災を争点の一つとして打ち出す考えを表明。「福島原発事故の検証と総括なくして、再稼働の議論はできないと主張してきた泉田裕彦知事の路線を継承していく」と訴えた。

原発問題に関しては、森氏も「県民の安全の確保を最優先課題として対応する」と慎重に臨むことを訴えている。これについて米山氏は「森氏は再稼働の容認を前提とした上での方針だと思うので、大きな違いがある」と主張した。

具体的な政策については今後詰める予定だが、子育て支援や医療・介護に加え、農業活性化や産業振興にも力を入れる考え。詳しい公約は28日に公表するとしている。

一方、泉田知事は23日、「今回の知事選は原子力防災のあり方をどうするのかなど、未来の新潟県をどのように創っていくのかを争点としてしっかりと議論されることが必要。積極的な議論が行われることを期待する」とのコメントを発表した。

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