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JR九州、時価総額は4000億円 10月25日に上場

東京証券取引所は15日、九州旅客鉄道(JR九州)が10月25日に株式上場すると発表した。1987年の旧国鉄分割民営化で誕生したJRグループでは4社目、赤字路線が多く経営基盤が弱いとされる北海道、四国、九州の「三島会社」では初めての株式上場となる。

上場は東証1部になる見通し。国土交通省所管の独立行政法人、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が保有株をすべて売却する。上場時の時価総額は約4000億円となる見込みで、7月に上場した対話アプリのLINEに次ぐ今年2番目の大型新規株式公開(IPO)になる。機構は売却益を旧国鉄職員の年金支払いの原資などに充てる。

これによりJR九州は東日本旅客鉄道(JR東日本)、西日本旅客鉄道(JR西日本)、東海旅客鉄道(JR東海)に続き発足30年目で悲願の完全民営化を実現する。JR九州は同日、「新たな出発点に立つべく全力でまい進したい」とのコメントを出した。

山手線や東海道新幹線のような「ドル箱路線」がないJR九州は発足以降、観光客を掘り起こすしかなかった。九州新幹線では新八代―鹿児島中央間を先行開業し、11年に全線を開業。13年に投入した豪華寝台列車「ななつ星in九州」は旅行需要を掘り起こした。

一方で駅ビル、ホテルのほか、マンション供給戸数で九州最多のデベロッパーとなるなど非鉄道事業の拡大を通じて経営基盤を強化し、鉄道事業が売上高の5割を切る経営体質を構築。赤字路線が多く国の支援が不可欠な北海道旅客鉄道(JR北海道)と四国旅客鉄道(JR四国)に先んじて上場にこぎ着けた。

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