洪水被害1年で祈念行事 茨城・常総市

2016/9/10 7:00
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関東・東北豪雨から1年を迎える10日、大規模水害の被災地となった茨城県常総市は復興祈念事業を実施する。3部制で、午前の式典では復興に向けて市民から募ったメッセージの表彰式を開き、被災後に進める防災の取り組みなどの映像を上映する。午後はシンポジウムなどを開く。水害の記憶の風化を防ぎ、復興への機運を高める。

会場は常総市地域交流センター。午前10時30分からの復興祈念式典では神達岳志市長が式辞を述べる。復興メッセージの最優秀作品「自然と共に歩む」を表彰し、メッセージは後日、市役所入り口前の御影石に刻む。被害が大きかった小中学校で実施した防災訓練の様子を映像で紹介する。

当日は石井啓一国土交通相が式典に出席するほか、洪水被害があった地区や決壊した堤防の工事状況などを視察する。

第2部のまちづくりシンポジウムは若者が中心の構成で、地元の高校生が筑波大学と共同でまとめた地域活性化のアイデアなどを発表する。第3部はトークショーとコンサートを開催する。

鬼怒川堤防が決壊した昨年の豪雨で、常総市は面積の約3分の1が浸水する被害を受けた。農林水産業が最も大きな被害を受け、茨城県のまとめによると被害額は約120億円。住宅も被害を受け、現在も200人近い市民が県営などの公的住宅に仮住まいしており、自宅に戻れていない。

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