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「結果出す」「格好良く」 パラリンピック開幕

【リオデジャネイロ=伴正春】リオの夜空に再び聖火がともり、12日間の熱戦が始まった。7日(日本時間8日)開幕したパラリンピックリオ大会。障害を抱えながら多くの困難を乗り越えてきた世界中の選手たちが夢の舞台に集まり、競い合う。日本選手団の活躍も期待され、4年後の東京大会に向けて弾みをつける。

開会式が行われたのはオリンピックと同じマラカナン競技場。国際パラリンピック委員会(IPC)のクレーブン会長が競技場の屋根からぶら下がったひもを引くとカウントダウンが始まった。

「0」の表示が出た瞬間、高さ17メートルの巨大な坂を猛スピードで下りた車いす選手がノルディックスキーのようなジャンプ台を滑走し宙を舞うと、大歓声が湧いた。

ショーでは障害を持ちながらも活躍するピアニストやダンサーら多くのアーティストが華麗な演技を繰り広げた。

選手団の入場行進で日本は82番目に登場した。白いスーツ姿の選手たちは旗手の車いすテニスの上地結衣選手(22)に先導され、日の丸の小旗を振って行進した。

選手たちはリラックスした様子で、手を振って観客席の声援に応えたり、携帯電話のカメラで会場を撮影したり、それぞれが晴れの舞台の雰囲気を楽しんでいた。

視覚障害者で柔道の広瀬順子選手(25)はそろって出場する夫の悠選手(37)と腕を組んで歩き、「結果を出し、夫婦で笑える大会にする」と活躍を誓った。

陸上幅跳びで金メダルを狙う山本篤選手(34)は「最高のパフォーマンスで格好良く走り跳びたい」、自転車の石井雅史選手(43)は「2020年東京大会への懸け橋となる走りがしたい」と意気込んだ。陸上砲丸投げの大井利江選手(68)は「力を出し尽くすのみ。一発狙っていく」、トライアスロンの秦由加子選手(35)は「積み重ねてきたことを出し切る」と決意表明した。

会場には大音量の音楽が流れ、たびたび競技場を揺るがすような大歓声が湧き起こり、式典は熱狂に包まれた。観客の日系人の猿渡エドゥアルドさん(32)は「日本が入場した時に拍手が大きくてうれしかった。聖火ランナーが転倒しても立ち上がった姿に感動した」と話した。

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