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LINE格安スマホ、狙いは家族需要 SNS通信無料

LINEは5日、格安スマートフォン(スマホ)サービスを始めた。月額は500円(税別)からで、LINEだけでなく、フェイスブック、ツイッターなど交流サイト(SNS)利用に関するデータ通信料がかからない。親や子供といったLINE利用者の家族にスマホ利用を促すことで、成長が鈍化する国内事業をテコ入れする。

スマートフォン事業の概要を発表するLINEモバイルの嘉戸彩乃社長(5日午後、東京都渋谷区)

「LINEモバイル」の特徴は、LINEのアプリを使ったチャット、通話、タイムライン閲覧に関するデータ通信が無料である点だ。同様のサービスはすでにあるが、SNS会社が手掛けることで、SNS利用かどうかを見分けるデータ処理精度が高いという。

最も安いプランはデータ通信のみ1ギガ(ギガは10億)バイトで月額500円。フェイスブックやツイッターの閲覧が無料のプランはデータ量や音声通話の有無に応じて月額1110~3220円だ。

格安スマホ料金の比較は難しいが、LINEモバイルがとりたてて安いわけではない。狙いはスマホ利用者の拡大だ。

日本のスマホ普及率は5割台で、7~8割といわれる米国、英国より低い。LINE利用者は6月末で6200万人に達し伸びが鈍化している。すでにスマホ利用者の9割超がLINEを使う。LINE拡大にはスマホ普及率引き上げが不可欠だ。「今は従来型携帯電話(ガラケー)ユーザーでスマホでLINEを使いたい人、家族と連絡を取るためにLINEだけでいい人」(舛田淳取締役)を取り込む。

想定するのがLINE利用者の親や子供だ。有害サイト閲覧を制限するフィルタリングサービスを全プランに無料提供。高齢者向けには、同時購入したスマホにSIMカードを装着したうえで発送し設定の手間を減らすサービスも取り入れた。

LINEモバイルはNTTドコモの通信網を使う。KDDI(au)やソフトバンクの契約者が移ればドコモの回線卸が増えプラスだが、ドコモも従来型サービス以外の強化を掲げる。LINEのようなブランド力の高い企業の参入で格安スマホ勢と携帯3社の関係も注目を集めそうだ。

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