関経連・森会長「全面的に協力」、中之島の阪大再生医療拠点で
関西経済連合会の森詳介会長(関西電力相談役)は5日、大阪大学と大阪府・市が8月に合意した中之島地区での再生医療の研究拠点の整備について「素晴らしいプロジェクトで、経済界として全面的に協力をしたい」と述べた。同日開いた定例会見で質問に答えた。
阪大などは2021年をめどに中核拠点を構える方針。関経連で都市創造・文化観光委員長を務める角和夫副会長(阪急阪神ホールディングス社長)は「(22年度を予定する)うめきた2期の街開きと近く、いいタイミングだ」と話した。
森会長は大阪府などが検討するカジノを含めた統合型リゾート(IR)の誘致について、総合的な街づくりのなかで推進すべきだと強調。「再生医療の国際会議を定期的に開催するなどカジノだけでなく関西の強みを取り込む必要がある」と指摘した。
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