海外資産相続、申告漏れ増加
国税指摘、14事務年度177件
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海外にある不動産や株式などを相続したのに相続税を適正に申告していない件数が増えている。日本経済新聞が国税庁に情報公開請求し入手した資料で判明した。海外案件について積極的に調査を実施している国税当局の方針などが背景にあるとみられる。
資料の名称は「海外資産に係る処理状況(相続税)」。資料によると、国税当局が海外資産に関連して相続税の申告漏れを指摘した件数は、2012事務年度(12年7月~13年6月)...
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